研究成果の実用化に向けて

申請から評価までの流れ

各公募への応募申請は、国内の研究機関等に所属する研究者が行うことができます。また、事業によっては、若手育成枠と呼ばれる若手研究者向けの公募枠もあります。申請書類である研究開発提案書には、研究開発の目的、概要、スケジュールなどを記載します。日本医療研究開発機構(AMED)は、2018〜19年度に3,717件の助成の提案を受け、そのうち761件を採択しました。

研究開発提案書は、以下のステップで評価されます。

提出された研究開発提案書を元に、AMED課題評価委員(以下、「評価委員」)が評価します。評価委員は、外部の有識者等の中からAMED理事長が指名します。評価委員を評価者とする事前評価(書面審査)を実施します。必要に応じて、評価委員は、申請者と直接面談(面接審査)を行います。これらの審査を経て、評価委員によって構成される課題評価委員会は、採択する研究開発課題を決定します。

採択した研究開発課題に対しては、課題等について研究開発の進捗状況等を把握し、これを基に適切な予算配分や課題の中断・中止を含めた研究開発計画の見直しの要否の確認等を行う中間評価や、研究開発の実施状況、達成度等の確認を行う事後評価を実施します。

また、AMEDでは、研究分野に関して優れた学識経験や研究開発の実績等を有し、研究開発課題の評価及び業務運営に関して見識を有する専門家をプログラムディレクター(PD)、プログラムスーパーバイザー(PS)、プログラムオフィサー(PO)として配置しています。PD、PS、POは協力して、連携分野全体の課題を把握し、担当する連携分野の運営や分野間の協力の推進等の高度な専門的調整を行うとともに、優れた研究開発提案の評価・発掘や基礎研究の成果を臨床研究・実用化につなげる一貫した運営を行っています。